活動状況

マルチメディア研究会

主 査・幹事 :  関西センター

研究会主旨: 

マルチメディア情報通信空間は、メッセージ交換から仮想現実空間の構築、ペットロボ ットの出現などにまで発展してきた。今年度は「ポスト・デジタル社会」をキーワードとして、あらためてその本質について問い直す。

2017年度 第2回マルチメディア研究会

日 時 : 2018年2月23日(金)18:00~19:30

場 所 : 関西大学梅田キャンパス 7階 701教室

      〒530-0014 大阪府大阪市北区鶴野町1番5号

テーマ: 変化に対応するためのNetflixの企業カルチャー

概 要: Netflixは、1997年の創業以来、DVDのレンタル宅配サービスからストリーミングへ、さらにはオリジナルコンテンツの制作へと、市場環境の変化に応じて大胆に事業内容を革新してきた。現在は190ヶ国以上の国でサービスを展開し、1億人以上のメンバーを抱えるまでに成長したNetflixだが、その成長の裏には、その企業文化が大きな影響を与えていた。具体的には、各社員の能力を信じ、会社としてのプロセスを可能な限り排除する「自由と責任」という文化の存在、影響が、日々激変する市場環境の変化に打ち勝つための成長のドライバーとなっていたのである。

発表者: 鴨下 豊 氏 (Netflix 株式会社 シニアマーケティングマネージャー)

鴨下豊氏 

プロフィール : 慶應義塾大学を卒業後、電通に入社。関西支社インタラクティブ・コミュニケーション局、グローバルソリューションセンター、電通インドグループなどにて国内外のデジタル関連のプランニングやコンサルティングを担当。2013年に同社を退職、外資系飲料メーカーでのデジタルマーケティング職を経て、2015年6月より米ネットフリックスの日本事業立ち上げに参画し、現職。