学会誌・出版物
査読について
情報通信学会では投稿された論文について、下記のような目的と考え方で査読を行われています。
査読の目的
論文および論説の査読は、学会誌又は年報に採録する可否を決定するために行う。
※「論文」とは、情報通信の分野で産業や学術の発展に寄与する内容を持つ未発表のもので、有効性、新規性、信頼性、了解性等の面から価値が認められ、学会会員に役立つものとする。
※「論説」は、情報通信の分野における政策、業界研究に関する最新の動向を紹介するもので、従来の「調査研究」、「研究ノート」に変わるものである。
査読の基本的な考え方
査読は,別に定められた「論文査読基準」により採録又は入選等の可否を判定するもので、その価値を評価することを目的としない。
論文に対する価値の判断は、一般読者が行うものである。従って、査読者の主観や好みを排して査読して、独創的な論文や実際に役立つ論文を逃すことのないように次の点に配慮する。
なお、論文の一切に対する責仕は、著者が負うべきものとする。
・ 本学会の発展及び会員の利益を念頭に置いて、適切に行われなければならない。
・ 迅速・公平・正確を旨とする。
・ 適切でない論文を誤って採録することを懸念する余り、良い論文を不採録にするようなことがあってはならない。
・ 査読の関係者は、それによって得た情報を他に活用したり、秘密にすべき事項を漏らすなど、著者及び会員の利益に反し、本学会の名誉を傷つける行為をしてはならない。