活動状況

平成27年度 関西大会

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国際観光とICT 戦略

日 時 : 

10 月13 日(火)13:00~17 :00 (*懇親会開催予定)

会 場 : 

大阪大学中之島センター 3 階304 教室
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53 TEL:06-6444-2100(代)

主 催 : 

公益財団法人情報通信学会関西センター

参加費 : 

無 料

申込方法: 情報通信学会関西センター 

        メール:sec@info-works.jp ファクス:075-353-7724

        ※氏名・所属・連絡先を記載してお申込ください。

【大会概要】

時間帯 開催項目 発表者
13:00〜 開 会  
13 :00~13 :05 開会挨拶 中西浩(情報通信学会関西センター委員長)
13 :05~14 :05 基調講演

「観光立国の来し方と未来を考える」
本保芳明(首都大学東京特任教授)

14 :15~16 :00

パネルディスカッション

テーマ:「国際観光とICT 戦略」

パネリスト:

大橋 秀行

(総務省総合通信基盤局電気通信事業部長)

高岡 謙二

(エクスポート・ジャパン株式会社(Export Japan Inc.)代表取締役)

Eric Charles Hawkinson

(成美大学)

*当日のご都合などで、パネリストが変更になることがあります。

 

司会:

中野 幸紀

(関西学院大学 教授)

16 :10~17 :00 パネル討論  
17 :00~17 :05 閉会挨拶 塚本勝俊(情報通信学会関西センター副委員長)

懇親会 :17 :30~19 :00(予定)

開催主旨:

観光庁のホームページには、「観光は我が国の力強い経済を取り戻すための極めて重要な成長分野であり、(中略)世界の観光需要を取り込むことにより、地域活性化、雇用機会の増大などの効果を期待できる(表現を一部改変)。」と記載されている。
日本への海外からのインバウンド国際観光客の入込客数は2014 年度にはすでに1300 万人を超え、2020 年までの2000 万人突破が政策目標とされている。
1854 年の開国以降、外国人入込客数がこのような規模となったことはなく、すでに京都・奈良・大阪・神戸といった主要観光都市・地域などの宿泊予約が困難な状況となっているとの報告もなされている。同時に、一部外国人観光客によるいわゆる「爆買い」が地域経済に特需をもたらしているとの見方もあり、国際観光が今後の地域経済のさらなる発展の原動力となることが期待されている。
一方、これまでのICT 政策は2G~3G 携帯電話の技術方式をめぐる議論、一部の映像コンテンツなどの海外市場における苦戦といった事例にみられたとおり、国内需要依存型(ガラパゴス型)となっているとの指摘があった。
2020 年の東京オリンピック開催まで、残すところ5 年をきった現時点において国際観光とICT 政策の接点について再度現状確認作業を行い、「おもてなし」の精神で国際観光入込客に対してどのような充足感のあるICT サービスをここ数年のうちに提供できるかについて関係各界の議論を深めておきたい。