活動状況

次世代ネット政策研究会

主 査 :  庄司昌彦 

幹 事 :  高口鉄平

研究会主旨: 

若手の研究者(学部生・大学院生)、政策担当者、民間の有志が集まり、情報通信に関連する分野について対抗ゼミや個人発表、対話を行うことで政策への理解を深める会合を実施する。この活動を通じて、情報通信政策コミュニティの次世代の人材を育成する場となることを目指す。

2021年度 次世代ネット政策研究会について

 本研究会は、若手の研究者(学部生・大学院生)、政策担当者、民間の有志が集まり、情報通信に関連する分野について対抗ゼミや個人発表、対話を行うことで政策への理解を深めるとともに、所属校の壁を越えた交流を進めることを目的としています。この活動を通じて、情報通信政策コミュニティの次世代の人材を育成する場となることを目指します。


春夏会合(開催終了)
 日時:7月3日(土)・4日(日) ※合宿形式
    オンラインになった場合は3日(土)のみ
 会場:静岡大学(浜松駅周辺の研修施設または静岡大学)
 内容:講演 + ワークショップ/ディベート(コロナと行動変容) + 地元企業等見学
 人数:50名~80名

 

秋冬会合
 秋冬会合 
 次回2021年第2回は、以下のように検討中です。参加希望ゼミは、学会事務局宛に8月末までにお問い合わせください。視聴者の登録方法等については、後日お知らせします。
 
・内容: 各大学のゼミ研究発表
・日時: 12月5日(日)  ※9月中旬に確定予定
・会場:  東京(詳細未定)+オンラインのハイブリッドで調整中
・特別講演: 調整中

参加ゼミ(予定)
・関東学院大学 人間共生学部 折田明子ゼミ
・静岡大学  情報学部 高口鉄平ゼミ
・中央大学 総合政策学部 実積寿也ゼミ
・中央大学 総合政策学部 中村周史ゼミ
・武蔵大学 社会学部 庄司昌彦ゼミ
・明治大学 国際日本学部 田中絵麻ゼミ
・名古屋大学 法学部 林秀弥ゼミ
 ※参加ゼミ募集中

過去の会合の様子
・2019年度:
第1回会合(6月)では、LINE本社を訪問し社内見学と人工知能(AI)を活用したビジネスの背景や開発の経緯などについて話をうかがいました。その後、多摩永山情報教育センターに移動し、内閣府の地域経済分析システム(RESAS)アプリコンテスト・最優秀賞の多摩信用金庫・たましん地域経済研究所の中西英一郎さんと、政府で「証拠に基づく政策形成(EBPM)」を進めている小倉將信衆議院議員(元・総務大臣政務官)と内閣官房の八木雅彦さんからEBPMについてのレクチャーを受けました。その後、混成チームをつくり情報通信政策の課題に関するディベートを行いました。

第2回会合(10月)では、各ゼミの研究成果を発表し競いあいました。またゲストとして川口貴久さん(東京海上日動リスクコンサルティング)をお招きし、世界各地で行われているソーシャルメディアなどを活用した選挙干渉やフェイクニュースの実態などについてお話をうかがいました。翌日にはYahoo!Japan本社でコワーキングスペースを見学し、データ活用とプライバシー保護、信用スコアサービスなどについてのお話をうかがい、教員と学生が一緒になって活発な議論を行いました。

※参考:武蔵大学社会学部ブログ「他大学ゼミとの交流と切磋琢磨」 https://ux.nu/lNXYr

・2020年度:
第1回会合(6~7月)は感染を避けるため、Zoomなどを用いたオンラインワークショップを行いました。「5G+スマホアプリを用いてwithコロナ(新しい生活様式)の新アイ ディアを提案する」という課題に対し、大学混成の5人×10チームが、それぞれZoomやLINEなどで連絡をとりながら発表資料を約3週間で作成し発表しました。最優秀賞は3班の「震災時における支援物資の効率的な配分」というアイデアでした。また、山形巧哉氏(北海道森町・行政アーティスト)による特別講演も行われました。

第2回会合(12月)もZoomでのオンライン開催となってしまいましたが、7つのゼミがそれぞれの研究成果を発表しました。参加者からはLINEオープンチャットを用いてたくさんの質問やコメントが寄せられました。その結果、静岡大学高口ゼミの発表「COCOA分かってない人が「プライバシー怖い」って言ってるだけなんじゃないか」が、最優秀賞を受賞しました。また、宮本道人氏(科学文化作家)による「ディスタンスアート」に関する特別講演も行われました。

2021年度 第1回 次世代ネット政策研究会実施報告

 次世代ネット政策研究会(NIPC)は、若手の研究者(学部生・大学院生)、政策担当者、民間の有志が集まり、情報通信に関連する分野について対抗ゼミや個人発表、対話を行うことで政策への理解を深める会合を実施するものです。この活動を通じて、情報通信政策コミュニティの次世代の人材を育成する場となることを目指しています。

 2021年7月3日に開催した2021年度第1回の研究会では、シビックバトルパワー形式で、5つのゼミと総務省若手チームが発表と質疑を行いました。各発表では、大学が所在している区・市、総務省の所在地の千代田区を取り上げ、オープンデータを活用して、テーマである「コロナ禍において住みよい町」のアピールで競いました。発表PPTは、こちらにアップしています。
 また、最優秀賞と審査員特別賞が、審査により以下の発表に付与されました。


〇最優秀賞 実積ゼミ
永田幸人、大桃洸紀、川添康平、鈴木美帆、中村綾菜、東三条広人、田代雄哉、森脇優、菅井崇央
〇審査員特別賞 庄司ゼミ
大嶌蓮、浅田莉沙、荒井勇輝、板宮萌々香、犬飼ルルカ、榎本凪紗、工藤圭太、込山あいみ、酒井彩耶奈、
伝萌々美、中里優希、新野航大、増田亮太、渡辺晴香、成田将一郎

 

【参加者のZOOM集合写真】