活動状況

情報知財研究会

主 査 :  鈴木 雄一

幹 事 :  玉井 克哉

研究会主旨: 

デジタル技術、ネットワーク技術に代表される情報通信技術の進展に伴ってコンテンツの流通形態が多様化し、著作権法をはじめとする知的財産法制はさまざまな対応を迫られている。この研究会では、情報通信技術の進展により具現化しつつある「通信と放送の融合」といった局面に、知財法制、知財政策がいかに対応すべきであるかを研究し、高度情報通信社会におけるコンテンツの円滑な流通の在り方を探る。

 

2019年度第2回情報知財研究会

日時:2月20日(木) 18時30分~20時30分
場所:JR東京駅直結サピアタワー8階東京大学先端研丸の内分室  
テーマ:「広義の肖像権に対する効率的な第三者管理の可能性に関する研究の初歩的検討状況」
報告者:境 真良(独立行政法人情報処理推進機構参事)
要旨: 

 情報技術の進歩は、コンテンツ産業の基礎フレームにおいて、従来の著作権法の枠を超え、広義の肖像権(狭義の肖像権及び肖像パブリシティ権)に秩序形成を依存しなければならない局面を生んでいる。しかしながら、人格権である狭義の肖像権には譲渡性や第三者管理可能性に関する問題を内包しており、財産権たる肖像パブリシティ権については日本法における位置づけがそもそも不明確であるという問題がある。虚偽情報の流布による著名人の社会経済的価値(イメージ)の毀損に対する効率的な差止請求の実現というケースを念頭に、その基礎として広義の肖像権はいかなるフレームで捉えられるべきかについて、我が国における学説の整理及び米国法並びに中国法との比較法学的観点からの整理に関する初歩的な検討の現状を報告したい。

 

参加費 : 無料
申込方法 :  件名を「情報知財研究会参加申込」とし、氏名、所属、連絡先(電子メールアドレスまたは電話番号)を明記の上、下記メールアドレス宛までお申込ください。
メールアドレス : kenkyukai@jsicr.jp